2008年12月31日

■ 『カサブランカ』を観ていて、『聞かせてよ、愛の言葉を』の響きが・・・

喫茶店 Casablanca, [mp3] Parlez-Moi D'Amour / Tango Della Rosa
喫茶店 YouTube Garou & Elsa & Patricia Kaas - Parlez moi d'amour (Medley)


   聞かせてよ愛の言葉を、
   なんどでもいって優しいことを。
   あなたの素敵なお話を、
   わたしの心はいくら聞いてもあきないの。
   あなたがこれからもずっと
   くり返してくださればいいんだけど、あの最高の言葉、
   「ぼく、きみを愛してるよ」を。

ご存じでしょう
わたしがあなたの言葉を本当はすこしも信じていないってこと
でも わたしいまでも望んでるの
わたしの大好きなあの言葉を聞くことを
優しく慰撫するように響くあなたの声
震えながら愛の言葉をささやくその声は
素敵なお話でわたしのことをあやしてくれるの
だから 思わずあなたのことを信じたくなるの。

とっても甘美なことよ
いとしいあなた、ちょっぴりおバカさんになるってことはね
人生って ときに あまりに苦いものよ
夢みたいなことでも信じないかぎり
悲しみはやわらげられ
そして なぐさめられるの、口づけにね
心の傷も癒されるの
ほっとさせてくれる誓いの言葉にね。

喫茶店 YouTube As Time Goes By - Play it Sam

忘れないで、このことを
キスはやっぱりキス
溜息はただの溜息
こんなあたりまえのことは変わらない

時が経っても

そして恋人同士が求め合うとき
言うのは、いまでも「アイ・ラブ・ユー」
信じられるのはこの言葉
たとえ未来が何をもたらそうとね

時が経っても

月の光と恋の歌が、
色褪せることは決してない
情熱的な愛情も
嫉みも憎しみもそうだ
女は男を必要とし
男は女を求めずにはいられない
それを誰も否定はできない
よくある話だ、昔から
愛と栄光のための闘いや
生きるか死ぬかの闘いなど
世界はいつだって恋人たちを迎え入れる

時が経っても


喫茶店 YouTube La Complainte de la Butte "French-Cancan"
喫茶店 YouTube Mouloudji, La Complainte de la butte
喫茶店 YouTube Patrick Bruel - « La Complainte le la butte » + sous-titres
喫茶店 YouTube "Complainte de la Butte" by Rufus Wainwright
喫茶店 YouTube La complainte de la butte

◆ モンマルトルの丘の哀歌 La Complainte de la Butte
◆ 作詞 : ジャン・ルノワール Jean Renoir
◆ 作曲 : ジョルジュ・ヴァン・パリス Georges Van Parys


   モンマルトルの丘の哀歌 La Complainte de la Butte

En haut de la rue St-Vincent
Un poète et une inconnue
S'aimèrent l'espace d'un instant
Mais il ne l'a jamais revue.
Cette chanson il composa
Espérant que son inconnue
Un matin d'printemps l'entendra,
Quelque part au coin d'une rue...

サン・ヴァンサン通りを登りつめたところで
ひとりの詩人とひとりの見知らぬ娘とが
束の間 愛し合ったが
詩人は二度とふたたびその娘に出会うことはなかった。
そこで こんなシャンソンを詩人は創った
希望をだいて、あの見知らぬ娘が
春のとある朝、このシャンソンを耳にするだろうとの、
街角のどこかで・・・

La lune trop blême
Pose un diadème
Sur tes cheveux roux.
La lune trop rousse
De gloire éclabousse
Ton jupon plein d'trous.
La lune trop pâle
Caresse l'opale
De tes yeux blasés,
Princesse de la rue
Soit la bienvenue
Dans mon cœur blessé...

あまりにも蒼ざめた月が
王冠型の髪飾りをつける
おまえの赤毛のうえに。
あまりにも赤い月が
栄えある光で眩惑する
おまえの穴だらけのペチコートを。
あまりにも蒼白い月が
オパール色を愛撫する
悦楽の飽きたおまえの両の目の、
街の女王様
ようこそおいでくださいました
ぼくの傷ついた心のなかに・・・

Les escaliers de la Butte
Sont durs aux miséreux,
Les ailes des moulins
Protègent les amoureux !

モンマルトルの丘の階段は
貧しい者にはきついけど、
風車の羽根は
恋人たちを守るのだ!

Petite mandigote
Je sens ta menotte
Qui cherche ma main...

施しを求める小娘よ
ぼくは感じる、おまえのちっちゃな手が
ぼくの手をまさぐるのを・・・

Je sens ta poitrine
Et ta taille fine,
J'oublie mon chagrin...
Je sens sur tes lèvres
Une odeur de fièvre,
De gosse mal nourri
Et sous ta caresse
Je sens une ivresse
Qui m'anéantit...

ぼくは感じる、おまえの胸と
おまえのほっそりしたウエストを、
ぼくは忘れるんだ、ぼくの悲しみを・・・
ぼくは感じる、おまえの唇のうえに
熱い吐息の芳しさを、
痩せ細った(まだ熟れてはいない)小娘のね
そしておまえの愛撫に
ぼくは感じる、恍惚のうちに
ぼくのすべてが消えてなくなるのを・・・

Les escaliers de la Butte
Sont durs aux miséreux,
Les ailes des moulins
Protègent les amoureux !

モンマルトルの丘の階段は
貧しい者にはきついけど、
風車の羽根は
恋人たちを守るのだ!

Mais voilà qu'il flotte,
La lune se trotte
La princesse aussi.
Sous le ciel sans lune
Je pleure à la brune
Mon rêve évanoui... ...

おや、見ろよ、雨だ、
月が大急ぎで走り去る
王女様もまた。
空に月のない
黄昏時にぼくは嘆き悲しむ
ぼくの消え去った夢を・・・・・・



◆ 赤毛色 ルー Roux : Russet brown

 ルー Roux は、赤毛を意味するフランス語。キリスト教の伝承によれば、キリストを裏切った弟子のユダは赤毛であったとされ、中世以来、赤毛には負のイメージがあります。モンゴメリーの『赤毛のアン』やルナールの『にんじん』にも、それは表れています。この Roux の女性形の Rousse に指小辞の et が付き、英語の Russet という色名が生まれています。

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喫茶店 MySpace.com - Claire Elzière - PARIS, FR

プレゼント YouTube TinkerBell

 ティンカーベルの服の色は、なぜ緑色?

◆ 緑 ヴェール Vert : Green

 ラテン語の Viridis からフランス語の Vert 、イタリア語、スペイン語の Verde が派生しました。中世では五月祭、五月柱にあるように、緑は再生復活の象徴であるとともに、青春、愛情のシンボルとして崇められましたが、一方で悪魔の色、淫乱の色という負のイメージをもっていました。

◆ もみの木の色 サパン Sapin : Fir Green

 サパン Sapin は、いわゆる「もみの木」のこと。なかでもヨーロッパモミ(トウヒ)は、古くから不死、不変、再生のシンボルとして畏敬を集め、中世以後、クリスマスツリーとして愛用されました。

◆ 春の緑 ヴェール・プランタン Vert printemps : Spring green

 春の若葉の緑をさす色名です。中・北ヨーロッパは冬が長く、人々は若葉が薫る春の訪れを心待ちにしていました。今なお各地に残る五月柱、五月の女王、五月祭などの風習は、その春の緑を祈願する祭りです。

◆ 木の芽の緑色 ブルジョン Bourgeon : Sprout green

 ブルジョン Bourgeon は「木の芽」、「春の若芽」などの意味です。色名としては、その若芽の浅い緑色を指しています。冬の長いヨーロッパでは5月に始まる木の芽生えが待ち遠しい。この色名には、木の浅緑色の芽吹きを見て、春の訪れを待つ人々の真情が伝わってくるようです。英色名のスプラウト・グリーン Sprout green やバド・グリーン Bud green に相当します。


   僕は生を愛し、死ぬことを恐れる。
   見てくれたらいい、僕が流れの下でもがき
   漁師につかまれたウグイのように身をくねらすさまを、
   僕が言葉に姿を変えてゆくそのときに。

   けれど僕は魚でもない、漁師でもない。
   僕は町の片隅に暮らし、
   容姿はラスコーリニフに似ている。
   おのれの悔しさを、ヴァイオリンのように抱えている。

   僕を引き裂くがいい ── 僕は何食わぬ顔だ。
   人生は素晴らしい、とりわけその終わりが、
   雨にうたれていても、一文無しであっても、
   審判の日に ── のどに針が刺さっていても。

   ああ! この夢よ! ちっちゃな生よ、呼吸しろ、
   僕の最後の一文まで奪うがいい、
   でも、頭を下にして落とさないでくれ、
   世界の、まるい空間に!




   この一年間、
   ありがとうございました。
   みなさま、
   よいお年を!
posted by 空っぽの皿 at 19:20| パリ 霧| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お皿さん、
明けましておめでとうございます。

昨年一年間どうもありがとうございました。
私にとっては、お皿さんのお陰で、大変ありがたい年でした。
かなり背伸びをしましたが、刺激的でした。

今年もよろしくお願いします。
暗闇だからこそ、見える星を訪ねようと思っています。


去年今年貫きましたね
一日でも早く快復されることを願っています。

Posted by 淡明 at 2009年01月01日 08:15
あけまして
おめでとう!!

昨年は、色々なことが起きました。
2年前から比べると

自分の中身は驚くほど
たくさんの変化を経験してきたような気がします。

今年も変わり続けますが
その変化を少しずつでも

周りに広げながら
進んで行きたいと思います。

今年も、がんばります

島田敏

お皿さんへ


Posted by 島田敏 at 2009年01月02日 08:39
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